これまで埼玉県内の京浜東北線沿線では、プロの音楽家によるジャズの生演奏(以下 ライブと称します)を定期的に鑑賞できる本格的なジャズクラブは存在していませんでした。
ライブを開催しているのは10坪程度の比較的小規模な飲食店であったり、不定期開催の飲食店など数軒でした。
そのため、埼玉県内のジャズ愛好家は、都内への通勤のついでに、都心のジャズクラブでライブを鑑賞し、終電近くの電車で帰宅するというパターンが多かったと考えられます。あるいは、県内に職場のある人は、仕事の終了後に都内のジャズクラブに出かけるか、そもそもライブを鑑賞する機会に恵まれなかったといえます。
代表の須田は、30年来のジャズ愛好家であり、日常的にライブ鑑賞を楽しんでいましたが、県内にプロの演奏家のライブを定期的に楽しめるジャズクラブが少ないため、結局都内のジャズクラブにでかけて、終電近くの深夜に帰宅という行動を繰り返しておりました。
そこで、埼玉県内在住のジャズ愛好家が、県内で定期的にライブを鑑賞できる場所をつくりたいという一念から、新規にジャズクラブを開店することといたしました。
ビルの5Fにあるステージ部分の上空が、そのまま6~8F相当の高さまで吹き抜け構造(全高20メートル弱)になっています。民間のテナントビルでは非常に珍しい構造です。吹き抜けという空間の広がりにより、コンサートホールのように美しく音が響きます。
ジャズクラブでは珍しい野菜を中心としたメニュー構成です。
ジュニア野菜ソムリエでもある代表の須田が、自ら運営する農場から収穫した野菜を使いながら埼玉県内在住の野菜ソムリエの有志と吟味したメニューを提供します。